晴一の想い棚

漫画・小説・音楽など日々の想いを書き留めます。

塩の街

有川浩さんの作品です。

この『塩の街』と『空の中』、『海の底』で
自衛隊三部作」というらしいです。


どれも好きなのですが、一番は『塩の街』かなあ。
「塩害」の言葉遊び?が面白い。
「塩害」とは、従来「潮風などに含まれた塩分の影響で、畑や建物まどに被害がある」というような意味だと思うんですけど、この作品の中では違います。

 

この「自衛隊三部作」の順番は

塩の街

空の中

海の底

発売順だと、こうなるのかな。

でも、登場人物も違うし、話も別なので好きな順番で読んでいいと思います。

この三部作を読んだ後に、『クジラの彼』を読んでください。番外編になります。

 


空飛ぶ広報室』や『フリーター、家を買う』、『県庁おもてなし課』も全部、

有川先生の作品だったんですね。
ドラマなどの映像化で、題名だけは知っていたんですが、

同じ作者だったとは、知らなかったです。

そのまま図書館で作者借りをしまして…

今のところ
自衛隊三部作
・クジラの彼
空飛ぶ広報室
・植物図鑑
図書館戦争シリーズ
県庁おもてなし課
・レインツリーの国
阪急電車

を読みました。


自衛隊三部作」と『空飛ぶ広報室』の影響を受けて
自衛隊に興味を持ちました。
そして、この秋に初めてブルーインパルスを見に行きました。
めちゃめちゃかっこいい。惚れました。
アイドルが、隣同士でダンスを合わせてるのと違うんですよ。
空で、飛行機が、一寸も狂わず飛んでるんです。
煙もパシュっと同時に終わるんです。

感激しました。
来年は、基地祭りにも行ってみたいです。
みなさんも人生のTODOリストに、
ブルーインパルスを見る」ってぜひ入れてください。

 

 

友達に「『図書館戦争』読んでる。」って言ったら、

「甘々すぎてツラいわ。」
と返されました。
この先生の作品って、全部甘々ですよね。
でも、そこがいいじゃないですか。
「こっちが恥ずかしいわ!」と本を閉じてしまうくらいの甘々ですけど…

そこがいいじゃないですか。
私も一時期「少女漫画が読めない」症にかかってましたけど、
(友達と、海賊王になるか、女子高生に戻るか、どちらが現実的かの論争に発展)
全然ドロドロしてない、ド直球でカップル誕生!な話が大好きな私には、好物です。

図書館戦争の映画も見ましたけど、岡田君がアイドルだってことすっかり忘れてました。こないだの歌の特番で、V6として歌って踊ってるのを見て思い出しました。)

 

有川先生の作品は、純粋な心で、裏を読もうとすることもなく、

安心して読めます。